ADSLとVDSLの違いは何ですか?
結論
どちらも電話回線(メタル線)を使う技術ですが別物です。ADSLは電話局から自宅まで直接メタル線で届く方式で、NTT東西のフレッツADSLは2023年1月に全国で提供終了しており現在は利用できません。VDSLはマンション等の集合住宅向けで、建物内までは光ファイバーが来ており、そこから各戸だけをメタル線(電話線)で繋ぐ方式です。理論値は最大100Mbpsで、2026年現在も提供中ですが段階的な終了が進んでいます。今「モジュラージャック(電話線の差込口)」に機器が繋がっている場合、2023年以降はほぼVDSL方式と判断して問題ありません。
ADSLは既に終了、VDSLは今も提供中
ADSLとVDSLは、どちらも「メタル線(電話線)を使う」という共通点があるため混同されがちですが、提供方式も現状も異なります。
| ADSL | VDSL | |
|---|---|---|
| 提供対象 | 主に戸建て | 主にマンション等の集合住宅 |
| 光ファイバーの区間 | なし(電話局から自宅まで全てメタル線) | 建物までは光ファイバー、そこから各戸だけメタル線 |
| 理論上の速度 | 概ね1〜50Mbps(距離により変動) | 最大100Mbps |
| 現在の提供状況 | 終了済み(NTT東西のフレッツADSLは2023年1月に全国終了) | 提供中(ただし段階的な終了が進行中) |
ADSLは2023年1月の全国終了以降、事実上利用できません。現在「電話線を使ったインターネット」として実際に使われているのは、ほぼVDSL方式です。
自分の回線がどちらか迷ったら
2023年以降であれば、モジュラージャック(電話線の差込口)に機器が繋がっている場合、ADSLではなくVDSL方式と判断して問題ありません。VDSLの具体的な見分け方や、マンションでVDSLしか使えない場合の選択肢は『VDSLとは?マンションが遅い原因と配線方式の見分け方』にまとめています。
NTT東西は2026年1月31日、一部建物でVDSL方式の提供を終了しました。ご自宅が対象かどうかの確認方法は『VDSL終了でマンションはどうなる?』で解説しています。