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VDSLマンションの代替案 — ホームルーターという選択肢

(更新: 初心者向け

VDSLマンションの代替案 — ホームルーターという選択肢

結論:5Gエリアなら、VDSLより速くなるケースは多い

VDSLマンションで光配線への切り替えも個別の光回線引き込みも難しい場合、ホームルーターは現実的で有力な代替案です。

5G対応エリアであれば、ホームルーターの実測速度が200Mbpsを超えることもあり、VDSLの実測(20〜80Mbps)を大きく上回ります。工事不要で、申し込みから最短数日で使い始められるのも大きなメリットです。

ただし、すべての人にホームルーターが最適とは限りません。 この記事では、ホームルーターの実力と限界を正直に伝えた上で、あなたに向いているかどうかを判断できるようにします。

ホームルーターとVDSLの比較

項目VDSL方式ホームルーター(5Gエリア)
最大速度100Mbps4.2Gbps(理論値)
実測速度の目安20〜80Mbps100〜300Mbps
月額料金3,500〜4,500円程度4,000〜5,000円程度
工事不要(導入済み)不要
安定性◎ 有線接続のため安定○ 電波状況に依存
Ping値(応答速度)10〜30ms30〜80ms
上り速度20〜50Mbps10〜30Mbps

注目すべきは「安定性」と「Ping値」の差です。 ダウンロード速度ではホームルーターが上回りますが、安定性と応答速度ではVDSLに分がある場合があります。用途によって、どちらが適しているかが変わります。

ホームルーターが向いている人・向いていない人

向いている人

  • Web閲覧、動画視聴(YouTube・Netflixなど)が中心 — 下り50Mbps以上出ていれば4K動画も問題なし。ホームルーターの得意分野
  • テレワークでビデオ会議を使う — Zoom・Teamsは下り3Mbps程度あれば快適。ホームルーターで十分
  • 光回線の工事ができない・大家の許可が下りない — 工事不要のホームルーターが唯一の選択肢
  • 引っ越しの予定がある — 契約住所の変更手続きだけで、引っ越し先でも使い続けられる

向いていない人

  • オンラインゲームの対戦(FPS・格闘ゲームなど)をよくやる — Ping値が30〜80msと高いため、ラグが発生する可能性あり。シビアなタイミングが求められるゲームには不向き
  • 大容量ファイルのアップロードが頻繁 — 上り速度がVDSLより遅い場合がある。動画配信やクラウドへの大量アップロードには光回線の方が適している
  • 5G対応エリア外に住んでいる — 4Gエリアの場合、実測50〜80Mbps程度にとどまり、VDSLと大差ないケースも

!! 正直に言うと

ホームルーターは万能ではありません。光配線方式の光回線には安定性・速度ともにかないません。あくまで「VDSLしか選択肢がない場合の代替案」として検討してください。光配線化や個別の光回線引き込みができるなら、そちらの方が根本的な解決になります。

ホームルーターの選び方 — 3つのチェックポイント

1. 自宅が5Gエリアかどうか

ホームルーターの速度は、5Gエリアか4Gエリアかで大きく変わります。各社の公式サイトでエリア確認ができるので、申し込み前に必ず確認してください。

5Gエリアでの実測は100〜300Mbps程度、4Gエリアでは50〜80Mbps程度が目安です。4Gエリアの場合、VDSLからの乗り換え効果が薄い可能性があります。

2. スマホのキャリアとのセット割

ホームルーターは、契約者のスマホキャリアとのセット割が適用される場合があります。

  • ドコモユーザー → ドコモ home 5Gでスマホ1台あたり最大1,100円/月割引
  • au/UQモバイルユーザー → WiMAXでスマホ1台あたり最大1,100円/月割引
  • ソフトバンク/ワイモバイルユーザー → ソフトバンクエアーでスマホ1台あたり最大1,100円/月割引

家族分も割引対象になるため、スマホと合わせた通信費トータルで比較するのがポイントです。

3. 8日以内キャンセル制度(初期契約解除制度)

ホームルーターには「初期契約解除制度」があります。利用場所の電波状況が不十分な場合、サービス提供開始日から8日以内であれば契約をキャンセルできます。

つまり、「とりあえず試してみて、ダメなら返す」ということが可能です。VDSLとの併用期間を作って、ホームルーターの速度に問題がないことを確認してからVDSL側を解約する方法がおすすめです。

主なホームルーターの比較

サービス名月額料金(税込)セット割対象実測速度の目安(下り)
ドコモ home 5G4,950円ドコモ150〜250Mbps
GMOとくとくBB WiMAX初月〜12ヶ月: 3,784円、13ヶ月〜: 4,334円au / UQモバイル80〜150Mbps
カシモWiMAX4,818円au / UQモバイル80〜150Mbps
ソフトバンクエアー5,368円ソフトバンク / ワイモバイル80〜120Mbps

!! 注意

上記の実測速度はあくまで目安です。エリア・時間帯・建物の構造によって大きく変動します。必ず8日以内キャンセル制度を活用して、実際の速度を確認してから判断してください。料金は記事公開時点の情報です。最新の料金・キャンペーンは各社の公式サイトでご確認ください。

VDSLを解約するタイミング

ホームルーターに乗り換える場合、VDSLの解約タイミングに注意してください。ホームルーター自体の仕組みやメリット・デメリットについては『ホームルーターの実力 — デメリットと向いている人を正直に解説』で詳しく解説しています。

おすすめの手順:

  1. ホームルーターを申し込む(VDSLはまだ解約しない)
  2. ホームルーターが届いたら、VDSLと併用して数日間速度を比較する
  3. ホームルーターの速度に問題がなければ、VDSLを解約する
  4. もしホームルーターの速度が不十分なら、8日以内にキャンセルしてVDSLを継続する

VDSLの解約時に違約金が発生するかどうかは、契約内容と更新月によります。更新月以外の解約で違約金がかかる場合は、更新月まで待つか、違約金を負担してくれるキャンペーンのある回線を選ぶ方法もあります。

よくある質問

ホームルーターにデータ容量の制限はありますか?

現在の主要なホームルーター(home 5G、WiMAX+5G、ソフトバンクエアー)は、月間のデータ容量に上限は設定されていません(実質無制限)。 ただし、短期間に大量のデータ通信をした場合に一時的に速度制限がかかる場合があります。通常の使い方であれば問題になることはほとんどありません。

ホームルーターでも有線LAN接続はできますか?

できます。 ほとんどのホームルーターにはLANポートが1〜2つ付いており、有線接続が可能です。パソコンでの作業やゲーム機の接続は、Wi-Fiよりも有線LANの方が安定します。

VDSLからホームルーターに変えると電話はどうなりますか?

VDSLでひかり電話を利用している場合、VDSLを解約するとひかり電話も使えなくなります。固定電話が必要な場合は、NTTの加入電話に戻すか、IP電話サービス(050番号)を別途契約する必要があります。固定電話が不要であれば特に問題ありません。

まとめ

VDSLマンションで光配線化も個別引き込みも難しい場合、ホームルーターは現実的な代替案です。5Gエリアであれば実測でVDSLを大きく上回る速度が期待でき、工事不要で手軽に導入できます。

ただし、オンラインゲームの対戦や大容量アップロードが多い方には不向きな面もあります。8日以内キャンセル制度を活用して、実際に試してから判断するのがベストです。

マンションのネット問題の全体像については「マンションのネットが遅い・変えたい 完全ガイド」を参照してください。

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