Teams会議で必要な上り速度は?
結論
Microsoft Teamsの公式推奨環境では、グループ会議の上り速度は「1.2〜2Mbps」が最低、HD品質のグループ通話で「3〜4Mbps」、画面共有併用時で「5Mbps以上」が目安です。1対1のビデオ通話は上り0.5Mbps〜1.5Mbpsで成立しますが、複数人が参加する会議や画面共有を行う実務シーンでは余裕を持って5Mbps以上の上り速度を確保するのが現実的です。Wi-Fi接続では実効値が公称値の3〜5割に落ちるため、計測値ではなく「常時5〜10Mbpsの上り」を確保できる環境が望ましいです。最新の推奨帯域はMicrosoft公式で要確認です。
Microsoft Teams 公式推奨帯域の目安
Microsoft Teamsの公式ドキュメント「Teamsの帯域幅の要件」に基づく上り速度の目安は次の通りです。
| 用途 | 推奨上り速度 |
|---|---|
| 音声通話のみ | 30Kbps〜130Kbps |
| 1対1ビデオ通話(標準画質) | 500Kbps |
| 1対1ビデオ通話(HD 720p) | 1.5Mbps |
| 1対1ビデオ通話(HD 1080p) | 2Mbps |
| グループ会議(標準画質) | 1.2〜2Mbps |
| グループ会議(HD品質) | 3〜4Mbps |
| 画面共有併用時 | +1.5〜2Mbps |
実務で使う「7〜10人のHD会議で画面共有あり」のシーンでは、合算で5Mbps程度の上り速度が必要になります。
計測値と実効値のギャップに注意
注意したいのは、speedtest等で計測した上り速度と、実際にWeb会議が使える上り速度には差があることです。Wi-Fi接続では電波の再送信やオーバーヘッドで実効値が公称値の3〜5割に落ちるケースが普通で、さらに同居家族の動画視聴や他のアプリの通信でも帯域が削られます。
そのため、安定した会議品質を維持するなら「計測値で上り10Mbps以上」を目標にしておくのが安全です。VDSLマンションのように構造的に上り10Mbpsで頭打ちになる環境では、Wi-Fi 6への置換とIPoE切替を行ってもギリギリのラインです。
詳しい改善手順は『Zoom・Teamsが固まる原因と上り回線改善』にまとめています。最新の推奨帯域はMicrosoft公式ドキュメントで要確認です。